2020年10月1日(木)に発表されたwena 3。
交通系ICカード「Suica」・その他電子マネー機能やAmazonが提供する音声サービスAlexa、心拍数やVO2 Max測定などの活動ログ機能を搭載した、新世代のソニー製スマートウォッチです。
わずか6.9mmのバックル部にスマートウォッチとしての機能を全て搭載しているので、「ヘッド(時計部)はお気に入りものを取り付けて、今まで使っていた時計をスマートウォッチとして生まれ変わらせることもできる」のがwena 3最大の特徴です。
バンドも、素材やカラーの異なる5種類から好きなものを選ぶことが出来、好きなヘッド(時計部/以降「ヘッド」)との組み合わせで、自分だけのwena 3にカスタマイズすることができます。
とはいっても、wena 3のバリエーションやアクセサリーが沢山あるだけに、お気に入りのヘッドと組み合わせるために何を買ったらよいか分からない、そんな方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、wena 3のバンドの選び方と、お気に入りのヘッド(時計部)をつける際のアクセサリーの役割や選び方についてご紹介します。
wena 3は3種類のバンド、5種類のデザイン
まず、3つのバンド素材から好きなものを選びます。
高級感を追求した「メタル」、ファッショナブルでスタイリッシュな印象の「レザー」、カジュアルでスポーティーに使いこなせる「ラバー」3種類をご用意しています。メタル・レザーは2色展開で、バンドだけでなくバックル部のフレームの色も異なります。

バンド選びのポイント
メタルバンドはヘッドの着用が必須です。一方、レザーバンドやラバーバンドは、ヘッドをつけずに「スマートバンド」のように使うこともできます。
よくお問い合わせいただくのですが、ご留意いただきたいのは、「『wena 3 metal』購入後にアクセサリーのレザーバンド単体を購入して付け替える」など、wena 3本体購入後に別種類のバンドのアクセサリーを購入して複数素材のバンドを楽しむ、ということができかねる点です。これは、バンド素材ごとにバックル部との接続構造が異なるためです。したがって同じ種類(素材)の中であれば、たとえばwena 3 leatherを持っていて別カラーのレザーバンド単体を追加購入し、気分やファッションに合わせて変化を楽しむことは可能です!
購入時にまずはどの種類(素材)のバンドをお使いになりたいかを、じっくりご検討ください。
バンドを選んだらヘッド(時計部)を準備する
wena 3はmetal/leather/rubberともに、バックル部とバンド部がセットになった商品ですが、ヘッドは別売りなので、別途用意する必要があります。
wena 3にあわせてデザインされた純正ヘッドも購入いただけますし、お手持ちの時計のヘッドをバンド部分から外してwena 3に付け替えることもできます。お手持ちの時計のヘッドを付け替える際、バンドからの取り外しは工具がないとご自身では難しい場合もあるため、時計修理店などで取り外してもらうことをお勧めします。
また、wena 3に取り付けられるヘッド(時計部)の形は2本の足が出ている一般的なラグの形状が対象です。アンティーク時計などに用いられる単体ラグなど、特殊なラグ形状のヘッドはお使いいただけません。
腕時計の形に仕上げる
metal編
wena 3 metalは開封すると、このような状態になっています。
腕時計の形に仕上げるには以下の2つのことをします。
①wena純正ヘッドやお持ちの好きなヘッドをつける
◆22mm台のラグ幅のヘッドをつける場合
◎ご自身で
wena 3 metalご購入時は一般的にラグ幅として最多とされている22mmヘッドが取り付けられる状態になっています。
22mm台のラグ幅のヘッドをつける場合はそのまま、レバーピンをつまんでご自身で取り付けられます。
◆22mm台以外のラグ幅のヘッドをつける場合
◎時計修理店で
別売りアクセサリーとして販売しているエンドピースをご購入いただき、予めバンドに付属している22mm台用エンドピースから付け替えを行います。
付け替えは時計修理店などで行えるため、バンド長さの調整とあわせて依頼してください。
②バンドの長さを自分の腕に合うように調整する
◎時計修理店で
アナログ時計と同様、時計修理店などで長さ調整します。
leather編
wena 3 leatherは開封すると、このような状態になっています。
腕時計の形に仕上げるには以下の2つのことをします。
①wena純正ヘッドやお持ちの好きなヘッドをレザーに引き通す
◎ご自身で
◆22mm-24mm未満のラグ幅のヘッドをつける場合
wena 3 leatherご購入時は22mm-24mm未満のヘッドラグ幅に取り付け可能なレザーバンドが同梱されています。このバンドと、同梱されているばね棒を使ってヘッドを取り付けます。
ヘッドにばね棒を取り付けた後、バンドを引き通します。
ばね棒を付ける際、ばね棒が跳ねる場合がございます。目に入らないようにご注意ください。



◆22mm-24mm未満以外のラグ幅のヘッドをつける場合
別売りアクセサリーとして販売しているレザーバンドを購入し、バンドに付属しているばね棒をヘッドに取り付けます。ヘッドにバネ棒を取り付けたあと、バンドを引き通します。
②バックル部分とレザーバンドを腕の太さに合わせながらつなげる
◎ご自身で
長さ調整は、鞄やカメラのストラップと同じような構造になっています。
ご自身の腕に合う長さに調整して繋げます。
詳細はwena 3 leather購入時に同梱されている「バンドガイド」を参照してください。
*leather band 22mm(WNW-CB2220)も別売アクセサリーとして販売しております。購入時に同梱しているレザーバンドが古くなったり切れてしまった場合などには新たに購入いただくことも可能です。

スマートバンドとしてご使用の場合
leatherにヘッドをつけず、スマートバンドとしてご使用の場合には、上記②のみの作業となります。
rubber編
wena 3 rubberは開封すると、このような状態になっています。
ラバーバンドは本体のみ購入の場合、いわゆるスマートバンドの状態です。
ラバーバンドにヘッド(時計部)を取り付ける場合には、別売りのアクセサリー購入が必要です。
スマートバンドとしてご使用の場合
セッティングには以下のことをします。
①ラバーバンドを腕の太さに合わせて切る
◎ご自身で
同梱されているラバーバンドを、ご自身の腕の太さに合わせて切ります。
ラバーバンドには、写真のように目印となる切れ目の線が入っています。
この線に沿って、ハサミやカッターで簡単に切ることができます。
切る場所の目安値はwena 3 rubber購入時に同梱されている「バンドガイド」を参照してください。
一度切ってしまうと元に戻せないので、腕の太さと合うように都度確認しながら、少しずつ切ってください。
万が一切りすぎてしまった場合には、別売アクセサリーとしてラバーバンド単体を販売していますので、こちらをご購入ください。
②バックル部分とレザーバンドを腕の太さに合わせながらつなげる
◎ご自身で
wena 3 rubber本体に同梱されているばね棒で、長さ調整したバンドとバックル部分を繋げます。
よく見るとつなげるための穴が2つあります。
腕へのフィット感を確かめながら、よりフィットする方のピン穴に差し込んでください。
腕時計としてご使用の場合
◎時計修理店で
もちろん、このラバーバンドにヘッド(時計部)をつけて腕時計としてもご使用いただけます。
このようにヘッドを付けて使用するためには、別売りアクセサリーのパーツを2種類ご購入いただく必要があります。また、このパーツの取り付けは時計修理店などで行います。
詳細はwena 3 rubber購入時に同梱されている「バンドガイド」を参照してください。
購入するパーツ
①エンドピースコネクター WNW-AEC21/B
②ヘッドのラグ幅に合ったエンドピース WNW-EP182/B ~WNW-EP242/B
ラバーバンドにこの2種類のパーツを付けると、簡単にヘッド(時計部)の着脱を行えるようになり、時には腕時計、時にはスマートバンドとして使うことができます。
就寝時やランニング時などにはとても便利ですね。

※ヘッドをつけずスマートバンドとしてご使用の場合にはアクセサリー①、②の購入は必要ありません。
いかがでしたか?
何を買ったらいいかわからない、漠然と難しそうで買い方に困っている、そんな方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘッド(時計部)に合わせた必要アクセサリーの選び方はこちら(http://wena.jp/lp/wena_3/lineup/index.html#accessories)