高級腕時計専門誌クロノス日本版オフィシャルサイト「webChronos」の連載「本田雅一、ウェアラブルデバイスを語る/第5回『wena wristという存在』」で、wenaとそれを取り巻くスマートウォッチ市場の未来と課題をお話しいただいております。
テクノロジージャーナリストの本田雅一さんがウェアラブルウォッチに関して語る連載企画の中で、wenaのご紹介と課題も含めた未来についてお話しいただきました。
wenaプロジェクトで提案されたのは、Apple Watchに代表されるディスプレイウォッチとは真逆のコンセプトで開発された「wena wrist」という商品だ。
一般的なスマートウォッチが、時計を現代の社会基盤や技術基盤にフィットさせ、あるいは未来の技術的な収斂点を予想しながら企画、開発されているのに対して、wena wristは長い年月をかけて進化、世の中に浸透してきた腕時計のカルチャーをそのまま活かしながら、ウェアラブルデバイスの要素を付与するというアイデアを製品化した。
彼らの課題は、アプリや連携サービスの“深化”。それに数年、あるいは10年といった中長期で、どのように進んでいくのかのビジョンが見えにくいことだ。あらゆるものがネットワーク化され、社会や市場が変容するだろう2020年以降の世界観の中で、既存の腕時計文化との親和性が命のwenaは、どのような方向に進むのか。
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