【コラム #3】「チームwenaが行く“あなたの時計をつけさせてください!”」山中俊治 編(前半)

皆さん、あけましておめでとうございます。編集担当のマキです。年末年始はゆっくりとお過ごしになられましたでしょうか?私は帰省も控え、引っ越したばかりの我が家の片付けと掃除に追われ、まさに師走!といったような忙しさでした。

 

さてさて、そんなこんなで第1回の更新からしばし空いてしまいましたが、、、コラム「チームwenaが行く“あなたの時計をつけさせてください!”」第2回目をお送りいたします。

 

今回は新年に相応しく、本当に素敵なゲストに取材をさせていただくことができました!

※取材日は2020年12月

   

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今ではあたりまえのものとなった電車の自動改札機など、様々な誰もが知るような作品をデザインされているインダストリアルデザイナーの山中俊治先生です。wenaオリジナルのヘッドをデザインしていただいただけでなく、コラムの取材にもご対応いただき本当に感激!今回、チームwenaはリポーターの涌井さん、デザイナー・メカ設計の青野さん、私の3名でお話をお伺いしました。

 

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コラム前半は山中先生にご用意いただいた時計にwena 3を合わせてみた様子を、後半は山中先生がデザインしたwenaヘッドについて存分に語っていただいた様子をお届けしたいと思います。


この日、先生にご用意いただいた時計がこちらです。

 

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山中先生がデザインされたISSEY MIYAKE WATCHのINSETTO、3種類です。

 

ISSEY MIYAKEブランドから初めてリリースされた時計がこちらのINSETTO。元々は別のプロジェクトで企画されていたのが頓挫して実現しなかったところ、たまたまデザインをご覧になった三宅一生さんが「ISSEY MIYAKEブランドで出そうよ」とおっしゃったことで商品化が決まったそうです。

 

今では様々なデザイナーがてがけたISSEY MIYAKE WATCHが発売されていますが、その先駆けとなったモデルということで大変貴重なものをご用意いただきました。世界に20本しかないモデルもあり、手に触れるのもすごく緊張しました。(その様子は予告編ムービーで少しご覧いただけます。)

 

デザインは、「アナログコンピュータ」に着想を得て考えた“手のひらに乗る小さな賢いしもべのような存在”だそうですが、当時はアナログコンピュータとしてモノにすることが難しく一度は諦めたそうです。そんなINSETTOがおよそ20年の時を経てwena3を取り付けることで思わぬ形での“コンピュータ化”が実現することになったと山中先生が感慨深そうに話してくださいました。

 

 

そんなエピソードを伺ったところで、wena 3への取り付けを開始です。INSETTOシリーズの時計のラグ幅は18mm。wena 3に取り付けられる時計のなかでは一番狭いタイプとなります。前回のシチズン編ではなかったサイズということもあり、仕上がりがとても楽しみです。

 

まず最初に取り掛かったのがこちら。

 

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光沢のあるシルバーのケースに高級感ある黒のレザーベルトがシンプルでカッコいいモデルです。

 

ベルトを外した状態がこちら。

  

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 INSETTOはイタリア語で昆虫の意味で、バンドをはずしてみると、本当に昆虫のように見えてきます。とてもかっこよく可愛い“しもべ”ですね。

 

ちなみに、最初の写真を振り返っていただきたいのですが、箱に入ったINSETTOの時計たち、まるで標本箱にはった昆虫のようにも見えませんか?箱もコンセプトに合うようにしっかりとデザインされています。

 

こちらには茶色のレザーバンドを合わせてみました。

   

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オリジナルのモデルよりも、ベルトの線が少し細くより可愛さがでる仕上がりとなりました。

 

続いて合わせてみたのがこちら。

 

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こちらのモデルはすべてチタン製で出来ており、しっかりとした存在感が印象的です。この“しもべ”は賢く堅牢なのかなというイメージを持ちました。

 

青野さんの取り付け作業が続き、

  

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 このような仕上がりに。

 

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チタン製のベルトとはずいぶん印象が違いますが、よりカジュアルに身に着けられる印象です。どんなベルトに合わせてもヘッドの存在感は抜群ですね。

先生の腕にも着けてみていただきました。

 

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うーん、やっぱりカッコいいです!!

 

 

そして、ここまでの2本を並べてみます。

 

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男女問わず身に着けられそうな素敵な時計になりました。このままwenaブランドから商品化したい!!(心の声)(漏れてるけど)

 

 

そんな妄想もしつつ、最後の1本です。

 

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ブルーメタリックが本当にきれいな時計です。写真ではこの輝きは上手く伝わらないかもしれませんが何ともいえないエレガントさがあります。

 

こちらには思い切ってラバーバンドを合わせてみました。

 

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山中先生からは「ずいぶんメカっぽくなったね」と。

 

オリジナルモデルの“しもべ”は変幻自在な呪文をあやつる魔法使いタイプだとしたら、こちらは素早さとパワーを兼ね備えたハイブリット戦士タイプとでもいいましょうか。

ガラっと印象が変わって面白い仕上がりとなりました。

 

 

以上で、お持ちいただいた3本すべてにwena 3の装着が完了。「時計をつけさせてください!」パートが終了です。ここであらためて山中先生にお気に入りの1本を選んでいただきました。

 

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手に取ったのは最初に茶色のレザーバンドを取り付けた1本。「とてもかわいい」と評価いただきました。ぜひ標本箱に入れてみたいとおねだりをしまして、涌井さんが丁寧に箱詰め。

 

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できあがったのがこちらです。

 

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素敵!カッコいい!!かわいい!!!ほしい!!!!

 

ちょっとボキャブラリーが崩壊してしまうほど直球な表現をしてしまいましたが、本当にすごく良い体験をさせていただきました。実際には商品化とはいかないかもしれませんが、この企画を通して色々な夢が見られて嬉しいです。

 

読んでいただいている皆さんにもこの感覚を少しでもお伝えできていれば幸いです。

 

 

最後に、先生にその場で描いていただいた今回の“INSETTO wena”のスケッチを紹介させていただき前半を終わりたいと思います。

 

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山中先生、貴重なスケッチの掲載を許可いただきありがとうございます。

 

後半パートでは山中先生にデザインいただいたwenaヘッドについて、商品ページなどではご紹介できなかったポイントや苦労話などたっぷりとご紹介いたします。先生のスケッチももっと紹介させていただく予定ですので楽しみにしていてください。

 

予告編ムービーではスケッチをされている様子もご覧いただけます。貴重な映像だと思いますのでよろしければあらためてチェックしてみてください。

 

https://youtu.be/PMMPFJW_lBE

そして、ぜひチャンネル登録もお願いいたします!

 

 

それでは、また後半で。 

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